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コーチ通信210420│道コンから学ぶこと。

6月定期テストに向けて。

新学期が始まり、早速、中学生の皆さんには6月の定期テストに向けた学習スケジュールを渡し、先取り学習を始めています。

目標は、『3週間先取り・3周復習』です。何度もお伝えしている通り【復習の量=得点】で、それを体現するための学習スケジュールです。先取りが進まなければ復習する余裕が生まれないので、当然、成果が出にくくなります。

実はこの時点でも「これからが楽しみだなぁ…!」と思う生徒は、すでに動きが違います。1週間ごとにiワークのページを割り振りしているのですが、すでに1週間先、2週間先まで取り組んでいます。素晴らしい学習姿勢ですね。

逆に、「iワークやったかい?」と声をかけても、毎回「次までにやってきます」と先延ばしにする事案が、早くも発生しています。だいたい、4月の行動を見ていればその先がどうなるか予想できます。

というわけで、今回もiワークの進みが悪い人については、塾が全面協力、4月から自習に残ってもらいます!大事なのはテスト前よりも、目の前の取り組みです。当たり前に出来る勉強のレベルを上げていきたいですね。

通塾回数についても、テスト前になってから「回数を増やして頑張りたい!」という人が増えるのですが、勉強の遅れを感じるなら、今からペースを上げた方が得策です。テスト3週間前の迎え方で勝負が決まるということを、意識してください。

道コン結果から学ぶこと〜小学生編

4月道コンの結果が届きました。今回は、小学生の伸びが目覚ましかったです。

  • NKくん → 5教科SS60突破!
  • HSくん → 算数SS7UP!
  • MAさん → 5教科SS66到達!
  • TYくん → 算数SS10UP!
  • OHくん → 5教科SS64突破!
  • OHくん → 5教科SS66突破!

などなど。一部を紹介しましたが「ずいぶん前向きに取り組むようになったな!」と変化を感じる生徒が確実に伸びています。

やはり小学生は、ちょっとした気持ちの変化が得点にあらわれやすく、学習が習慣化した生徒は例外なくSS60を突破しています。大事なのは、悩む前に「やってみる!」こと。勉強方法にこだわっている間に、先に行動に移した方が早く成長します。

道コン結果から学ぶこと〜中学生編

では中学生が同じように伸びるかというと、そう簡単ではありません。定期テストよりも、道コンの方が伸びにくいです。

それは、回を重ねるごとに試験範囲が広くなり、勉強の手が範囲すべてに回らなくなるからです。つまり同じ勉強をしているだけでは、中1→中2→中3と進む内に、じわじわと成績が下がるということ。それを勘違いして「このくらいの勉強できっといけるハズ」と高をくくっている人は、将来、本当に行きたい高校に手が届かなくなります。

また学習範囲が広くなるということは、「よし、今から頑張ろう!」と思って勉強し始めても、全ての範囲を勉強するのに時間がかかるということ。結果が出るまでにタイムラグが生まれます。感覚としては、中3になってから勉強し始めても、道コンの結果につながるまでに3ヶ月かかると思ってください。

次回の道コンは8月10.11日です。「え、間に合わないのでは…!?」と思ったそこのあなたに、とっておきの解決策を教えておきます。3倍勉強すれば、1ヶ月で結果が変わります。

今から勉強の下積みを重ねて、6月に定期テストが終わって7月からスパートをかけます。特に中3は7月に部活が落ち着くので、無限の可能性があります。ぜひ皆さんには、入れる高校ではなく、通いたい高校を目指してほしいと思っています!

<G.W.期間は日程が変則的です>

  1. 4月26.27.28日(月.火.水) 通常授業
  2. 4月29日(木)〜5月5日(水) G.W.休講
  3. 5月6.7.8日(木.金.土) 通常授業

※①+③で1週カウントとなるので、振替はありません

♨ 今月のボソッと│教室長 松浦 ♨

最近、伸びる子は「小学生の内から意識が違う!」と強く感じます。解けなくて悔しい、出来て嬉しい、もっと知りたい!と行動が前向きなのです。

いわゆる『非認知能力』を伸ばすためには、結果よりも過程、点数ではなく「何をして結果につながったか」に興味を持つことが大事です。同時に、出来ないことではなく、出来ることに目を向けることも大切です。

どうやったの?と声をかけて、出来たら一緒になって喜ぶ。ぜひご家庭でも実践してみてください!

塾の日々
個別指導北大コーチ