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【2019年1月】公立高校出願状況(倍率)

2019年1月25日、公立高校の出願状況(倍率)が発表されました。

「平成31年度公立高等学校入学者選抜の出願状況」として、北海道教育委員会のWebサイトに掲載されています。

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以下、倍率を見て特徴的なものをまとめておきます。
(★印は裁量問題で受験する高校です)

 

倍率が上がった、高いまま維持した高校

  • ★東 │ 昨年1.6 → 今年1.8
  • ★西 │ 昨年1.6 → 今年1.7
  • ★南 │ 昨年1.4 → 今年1.5
  • ★北 │ 昨年1.2 → 今年1.3
  • ★旭ヶ丘 │ 昨年1.4 → 今年1.5
  • ★国際情報 │ 昨年1.4 → 今年2.0
  • ★月寒 │ 昨年1.3 → 今年1.4
  • ★新川 │ 昨年1.4 → 今年1.7
  • ★啓成 │ 昨年1.1 → 今年1.3
  • ★啓成(理数) │ 昨年1.6 → 今年1.6
  • ★藻岩 │ 昨年1.2 → 今年1.2
  • ★清田 │ 昨年1.2 → 今年1.2
  • ★北陵 │ 昨年1.2 → 今年1.2
  • 英藍 │ 昨年1.2 → 今年1.4

相変わらず、上位進学高校はどこも倍率が高いですね。

とくに上がり幅が目立つのが、国際情報+0.6、新川+0.3、東+0.2、英藍0.2、といったところでしょうか。国際情報や新川は例年人気の高校ではあるのですが、ここまで過熱するとは驚きました。英藍は、標準問題の高校の中では石狩南・白石の合格ラインが高めなので、得点が届かない人が集中したのだと思います。

東西南北の中でも北が1.3と低いのは、数英の傾斜配点によるものでしょう。裁量問題において一番得点しにくいのが数学で、そこで得点が取り切れない人が西・東・旭ヶ丘に志望を変更していることが予想されます。

昨年の入試予想最低点は、倍率の高い高校はランクによる得点の差が少なく、当日点の実力勝負の傾向がありました。今年度も同様に、上記の高校はランクによる有利が少ないと考え、確実な合格点が必要ということを認識した上で対策を行ってください。

 

倍率が下がった高校

  • ★国際情報(国際文化) │ 昨年1.8 → 今年1.1
  • ★手稲 │ 昨年1.2 → 今年1.0
  • ★北広島 │ 昨年1.3 → 今年1.2
  • ★平岸 │ 昨年1.8 → 今年1.4
  • ★平岸(デザイン) │ 昨年1.4 → 今年1.3
  • ★清田(グローバル) │ 昨年1.5 → 今年1.1
  • ★大麻 │ 昨年1.1 → 今年0.9
  • ★稲雲│ 昨年1.1 → 今年1.0
  • 石狩南 │ 昨年1.3 → 今年1.1
  • 白石 │ 昨年1.3 → 今年1.1

今回特徴的なのは、国際情報の国際文化・清田のグローバルという、英語に特化した高校の倍率が下がったことです。そして例年人気の平岸は、今回−0.4と大きな下がり幅となりました。これらは高い倍率を避けての動向と考えられます。

予想外だったのが、石狩南・白石という、標準高校のTOP1.2を争う高校の倍率。ともに、-0.2と下がっています。進路指導をしていると「上の学校に挑戦したい!」という生徒が増えているように感じていたのですが、全市的にそういう風潮があるのでしょうか。

そしてなぜか決まって人気のない、手稲・大麻の2校。校風がマジメ、というところから来ているのでしょうが、どちらも進学を考えたら良い高校だと思うのですが…。どうしても「明るく・楽しい雰囲気」の市立の高校に志望が固まる傾向がありますね。

 


以上です。
あくまでも中間発表なので、出願変更後に倍率が変わることに注意してください。(大幅な変動はないと思いますが…)

その他、受験に向けた記事も更新しているので、参考にして受験に向け頑張ってください。

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受験生の皆さんの健闘を祈っております!

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