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高校生が抱える3つの問題。

夏期講習の途中だが、
新しいメンバーが加わった。

高2の2人、
1年ちょっと前の卒業生だ。
勉強する場所を求めて、
再び門を叩いてくれた。

元気な姿を見せてくれるだけでも嬉しいが、
また一緒に勉強することになって、
なおのこと嬉しい。

 

1週間前に話をしに来てくれたのだが、
2人の状況はよく似ていて、
3つの問題を抱えていた。

 

まず、
家に帰ると勉強できない
問題。

高校の部活は中学以上にハードで、
なおかつ通学時間がかかるので、
帰りが遅い。

時間も体力もカツカツになり、
家に帰ってから
もうひと踏ん張りしようと思っても、
気力が湧かない。

高校生によくあるパターンだ。

 

続いて、
英語の勉強方法がわからない
問題。

共通テストになって、
「リーディング」「リスニング」がそれぞれ100点、
合計200点満点へと配点が変わった。

参考:四谷学院『共通テスト英語 問題の傾向と対策』 

それに合わせて
高校の授業が変わっており、
以前のような
【単語丸暗記】【文法丸暗記】
の勉強が通用しなくなっている。

中学校では未だに
教科書の語句や文法を覚える勉強が通用するので、
高校に入ってから
そのギャップに悩む人が多いのが現状だ。

  

そして、
模試の方が得点取れない
問題。

定期テストについては
試験範囲が約3カ月と短いので、
部活に追われて時間がカツカツでも
何とかごまかせる。

ところが模試は、そうもいかない。
試験範囲が広くなるので、
付け焼き刃では勉強が間に合わないのだ。

試験範囲は学年が進むごとに
さらに広くなるので、
高2、高3にかけて
差が顕著にあらわれるようになる。
(特に数学・英語)

 

2人とはいろいろ話したが、
教室に通って
勉強時間を確保する

ところから始めることになった。

勉強時間を確保して、
方向性を整えて、
行き詰まりがあったらすぐ修正する。

学年30~40位に位置する2人なら、
それだけで変わるはずだ。

これからの成長が楽しみだ。

 

それにしても
北大コーチの生徒は、

高校に入ってから
好成績を残す人が多い。

自慢話のようになってしまうが、
事実なのだから仕方がない。

いま高3のNさんやSさんも、
同じく学年30位くらいに位置している。
高校入学時点より、高い順位だ。

答えは教えないで、
勉強のやり方を教える。
人の頭ではなく
自分の頭で考えるように仕向け、
手を使って勉強させる。

そうして勉強のやり方がわかったから、
高校に進んでもコツコツやれる。

なんて良い塾なんだ。

― Today’s Bossot.
高校に進んで
問われる真価。

塾の日々
個別指導北大コーチ