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【中学生】夏期講習会に向けた学習スケジュール

定期テストの日程が変更になったため、今年は夏期講習会や道コンに向けた学習スケジュールが変則的になります。攻略のカギは『前倒しの道コン対策』にあります。

定期も道コンも、自己ベスト更新を目指そう!

学習スケジュールpdfとカレンダー

パターン別にスケジュールが変わる

既に予想される定期テスト範囲のiワークを完成させた人がほとんどなので、『夏期講習会用テキスト(以下、夏テキスト)』が届いた段階から、中学生は順次、夏期講習会の準備に取りかかります。今回は定期テストと道コンの期間が短いので、対策の段取りに注意が必要です。学校の定期テスト日程によって、2つのパターンに分かれます。

【Aパターン:北辰中など】

定期テストが7月下旬(北辰中は7月31日)にあるパターンの学校。定期テストから道コンまでの期間が短いので、6月中旬〜7月上旬に前倒しで復習に力を入れる。

【Bパターン:美香保中など】

定期テストが7月中旬(美香保中は7月17日)にあるパターンの学校。定期テストがAパターンに比べ早いので、目の前は道コン対策のさわりを進めておいて、定期テスト後に再度道コン対策に取り組む。

実際は、学校の進度の遅れに合わせて8月道コンの試験範囲も短くなります。しかし北大コーチでは例年通りの道コンの試験範囲に合わせて対策に取り組みます。

理由は「公立高校の試験範囲が変わらない可能性があること」と、「高校に進学した時に遅れが影響すること」があげられます。

勉強を先延ばしにすると目の前は楽に感じますが、後から苦労します。今の状況下で大切なのは、何があっても対応できる態勢を作ること。常に余裕を持ちましょう。

①夏準備(A:約4週間 B:約2週間)

6月17日(水)以降、順次、夏テキストに取り組みます。内容は、前の学年までの復習+今の学年の習った範囲(iワーク進度目標と同じ範囲)。直接書き込まずノートに解き、間違えた問題の通し番号にバツ印をつけておきます。

Aパターンの人は、約4週間あるので2〜3周復習するところまで取り組みます。最初の2週間で1周、後半2週間で2周目・3周目に入ります。2周目以降で解くのは、バツ印中心でOKです。

Bパターンの人は、約2週間なので最低1周しておきます。余裕がある人は、2周取り組めると後が楽です。

夏テキストで補強しておきたいところが発見できたら、塾プリントでも復習します。進むごとに夏テキストは検印しますので、その時に「ここを復習したい!」と伝えてください。

  • iワークプラス(うすい冊子の方)に取り組んでいる人は、一度、夏テキストに切り替えます。
  • iワーク(厚い本体の方)が完成していない人は、そちらを最優先で完成させます。

②定期対策(A:約3週間 B:約3週間)

iワークとiワークプラスの復習に取りかかります。最初の2週間で2周目、ラスト1週間で3〜4周くり返すのが目標です。基本的には、バツ印がついた弱点問題中心や、単元最後のまとめページを活用します。

学校ワークについては、提出に備えて最初の2週間で完成させます。復習までしっかりやりたいので、テスト日の直前に完成させるのは避けてください。(iワーク同様、2周以上くり返し解くのが理想)

塾では塾プリントでテスト範囲を復習します。「ただ解ける」ではなく、「速く・正確に解ける」ところまでレベルを上げます。過去問テスト会も実施予定です。(詳細は後日)

Aグループの人は夏期講習会と定期テストが重なるので、講習会であっても定期テストに比重多めに取り組むことになります。

③道コン対策(A:約1週間 B:約3週間)

夏期講習会中にプレ道コン(時間を計る模試の形式)を実施し、授業でも道コン過去問を使います。これらの出来・不出来に合わせて塾プリントの学習内容を決めます。7月23.24日にプレ道コンがあるので、それに合わせて夏テキストを完成させる意識を持っておいてください。

Aパターンの人は、定期テストから道コンまで、約1週間しかありません。したがって【①夏準備】期間にどれだけ前倒しで復習をしておけるかが、明暗を分けます。夏テキストは2〜3周くり返しておいて、この③の期間はサッと復習するくらいの状態にすること。

Bパターンの人は、定期テストから道コンまで、約3週間あります。従来通りの講習・道コンの感覚で、夏テキストは①期間に1周、この③期間に2〜3周くり返します。

中3の人は、まずは夏テキストを2~3周することに集中します。決めたものを完璧に仕上げるのが勉強の鉄則。

それが終わって時間がある人は、春に渡した「まとめと完成」にも取り組んでください。こちらは受験まで、くり返し何度も解くことを想定しています。

勉強お役立ち
個別指導北大コーチ