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子どもの勉強を大人の仕事に置き換えてみる

こんばんは、北大コーチ松浦です。
突然始めた「ボソッと」シリーズ第2回。
日頃思った取りとめのないことを綴るだけなので、
気楽に読んでいただけたら幸いです!

 

保護者面談が始まり2週間。
たくさんの保護者さんに教室にお越しいただき、
この場を借りて御礼申し上げます!

その中で一番多くお悩みとしてあがるのが、
「勉強をしなさい!と、つい言ってしまう」
「言ったところで、お互いに嫌な思いをして終わってしまう」
というようなお話しです。

 

安心してください。
安心していいのかわかりません(笑)が、
それは塾で教える私も同じです。

生徒みんなが得点UPして、良い思いをしてほしい。
そう思えば思うほど、
「いいから勉強してくれ!」と、いつも喉まで声がでかかっては
グッとこらえています。

というのも、子どもたちって凄いと思うんです。
子どもたちの生活を振り返ってみると、なかなか大変なんです。

 

朝8時半から15時くらいまで、学校で勉強。(6時間)
その後に、18時半くらいまで、部活動。(3時間)
そして塾に来て、21時までまた勉強。(2時間)
帰ったらご飯を食べお風呂に入る。
最後に学校の宿題や予習・復習をしたり…。(1時間)

 

では、【勉強】を【仕事】に置き換えて考えてみます。

朝9時から18時まで仕事。(9時間)
帰宅してご飯とお風呂。
その後に残った仕事をしたり…。(3時間)

 

9時間拘束された上に、3時間残業。
これが毎日続くとなれば、なかなかなものですよね!
(まぁ、部活は好きでやっているものなのですが…)

私は普段子どもと接する際、
「子どもと言えど、一人の人間として尊重する」ことにしています。

大人ができないことは、子どもにもできません。
やりたいとも思ってもいない残業を強制的にやらせたら、
心身がすり減り、どこかにしわ寄せがやってきますよね。

勉強も同じだと思います。
やりたくもないのに勉強を強制したら、
能率も上がらず、誰も幸せになりません。

 

だから私は、自分の仕事は
「勉強をすれば自分のためになるんだよ」と、
生徒に理解させることだと思っています。

北大コーチでは、宿題を強制はしませんが、
極力「この勉強をしたら、あなたに取ってプラス」と、
メリットを伝えるようにしています。

お父さん・お母さんたちもぜひ、
「勉強しなさい!」などと感情的にならずに、
「勉強すればお得なんだよ!」と、
耳寄りなお得情報をながしてあげてください。

そして何より、
「学ぶことは素晴らしいことなんだ!」
と実際に行動し、その背中を見せてあげてください。

自分の将来像と目の前の行動が直結した時に初めて、
言われなくても自分から努力を惜しまない人間に成長するはずです。

 

というブログを、
大好きな黒霧島を飲みながら書いている私は、不純でしょうか(笑)。
ここ数ヶ月の中3生の姿には、毎日、感心させられています。
私がいなくても勝手に成長してくれるくらい、しっかりものばかりです。
自分も背中で語れるくらい成長しなければいけませんね!

塾の日々
個別指導北大コーチ