北大コーチ通信200720│見守るということ

塾の日々

夏期講習会、開幕します。 

学校の授業がある中の、夏期講習会。夕方から始まる夏期講習会は、15年以上塾業界に身を置いていますが、初めてです。

その分、講習会の実施期間は3週間と、従来よりも1週間ほど長く日取りを設けています。「短期集中」というよりも「長く、出来ることを続ける」というイメージでしょうか。気温も上がる時期ですので、水分補給をしっかり取りながら、適度な熱量を持って長期戦の構えで取り組んでいきましょう!

教室は、感染対策(換気・座席の除菌・席のパーティションetc.)を万全に備えつつ、暑さ対策としてエアコンに加え、サーキュレーターも設置しました。勉強に集中できるよう、着々と環境を整えています。

ちなみに授業中に暑く感じた時は、着席時であればマスクを外してOKです。ただし、人と話す時は必ずマスクをつけてください。そこは咳エチケット同様、協力し合っていきましょうね。

7月21日開幕です、頑張りましょう!   

見守るということ。

コロナ休校の影響が、まだ続いているように感じています。いつも通り学校の授業があって、部活があって、塾があって。一見すると日常を取り戻したかのように見えますが、「よし、やるぞ!」と気持ちが盛り上がらなかったり、なぜか疲れて踏ん張りが効かなかったりする場面がチラホラ。どこか生徒たちが”本調子”ではないような気がしています。

例えば、夏期講習会用に用意したカミングサマーという冊子型のテキスト。早めに渡したので、予定では「1日1~2単元解けば、講習会を迎えるまでに完成」のはずだったのですが、思ったように進んでいない人が多かったのが現状です。


しかし、正しさだけではうまくいかないのが、勉強というもの。「受け入れる心の準備」が出来ていなければ、すべては絵に書いた餅です。コロナ明けの今はこれから先の見通しを示しつつも、本調子が戻るタイミングを見守る時期なのではないかと思っています。

ちなみに見守るというのは、「放っておく」「ひたすら待つ」とは全く意味が違います。結果ではなく、結果に行き着くまでの一挙手一投足を逃さずに見続けることを意味します。


お子さんと接する上で陥りがちなのが「結果だけを見る」パターンです。実は大事なのは、結果を出すまでに何をしてきたか、その過程に興味を持つことです。「満点取ったね、偉いね」ではなく、「練習してきた計算、ノーミスで解けているね。これは凄い!」と伝える方が、大きな意味を持ちます。

絶対に避けてほしいのが「なんで言った通りにやらないの!」と、正しさを押し付けるパターンです。常に声掛けの主語は”あなた”ではなく、”私”に置きかえます。あなたの成長が、自分ごとのように嬉しい。そうやって見守ることが、成長を促します。

入試の範囲が短くなったけど…?

公立高校入試の範囲が、大幅に削除されました。入試の花形ともいえる数学の「相似・三平方の定理」や英語の「関係代名詞」が姿を消しました。

短くなったからラッキーかというと、そうでもありません。

数学や英語は、受験勉強がしにくくなります。なぜなら、数学の裁量問題は「一次関数(中2)+相似(中3)」「空間図形(中1)+三平方の定理(中3)」などと、学年をまたいだ融合問題として出題されるからです。英語は、関係代名詞を含まない長文がほとんど存在しません。上位の高校を目指すほど、解く問題が少なく対策に苦労することが予想されます。

また、結局は高校の学習内容を理解するために必要不可欠な知識なので、削除されたからやらない(一応、学校の授業で触れるらしいですが)のは、問題を先延ばしにしているだけです。

”削除されたから楽”と安易に考る人と、”出来た余裕で何が出来るか”と真剣に向き合う人。両者の間には受験のみならず、高校進学後に大きな差が生まれそうです。ぜひ皆さんは、後者を目指してください!

本日のボソッと│教室長 松浦

購入してから8年目の夏。冷蔵庫が壊れました。生きているのは、野菜室と冷凍庫。マーガリンがドロドロになりました(塗りやすい!?)。しかし、いた~い出費。

北海道を襲った大地震・コロナ感染拡大・膝に溜まる水。我が家にまた危機が訪れました。「当たり前のありがたさ」を感じる日々が、まだ続いています。感謝を忘れずに、万全の準備で講習会を迎えたいと思います!

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