英作文は小学低学年でも書ける文章を書け!【公立高校入試】

勉強お役立ち
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いよいよ公立高校まで2週間。
最後のひと伸びを実現すべく、日夜、勉強に励んでいることでしょう!

最近は、ほとんどの人が過去問を解いているので、よく英作文の添削を頼まれます。英語の裁量問題の最後に出てくる、アレですね。添削の成果か、英作文で得点できる人が増えてきのですが、不思議とみんなミスをする箇所は似ています。

今回は、陥りやすいミスと、確実に得点するための注意点をまとめておきます!

 

小学低学年レベルの文章で、まず日本語で書く

まず失点を重ねる人のほとんどが、「書きたい文章を書いている」ということです。自由英作文なので間違っているわけではないのですが、満点の文章の人はどうしているかというと、自由に書きたい気持ちをグッとこらえて「書ける文章を書いている」のです。

ポイントは、小学低学年でも理解できる、シンプルな文章で書くというところ。場合によっては、幼稚園でも理解できるくらいでも良いかと思います。平成30年度の過去問を例題にして、解き方を考えてみましょう!

 

平成30年度 北海道公立高校入試 英語 <問題のリンク
裁量問題 大問4【B】

次の英語の授業で出された課題について、その答えを24語以上の英語で自由に書きなさい。

職場体験をするとしたら、あなたはどのような体験をしたいですか。下にあげた職場体験先から行きたいところを一つ選び、選んだ職場体験先とそこで体験したいことについて書きなさい。

[ 幼稚園  動物園  新聞社  病院  市役所 ]

 

(1)行きたいところを書く

私は、病院に行きたい。
→ I would like to go to a hospital.

(2)何をしたいか書く

私は、病気の人を助けたい。
→ And, I want to help sick people.

(3)理由をつけ加える。

その理由は、私は将来、医者になりたいからです。
→ The reason is that I want to become a doctor in the future.

ちょっとくどいくらいに「〜したい」の連続ですが、英文に不備があるわけではありませんし、日本語でも文の流れが成り立っています。難しい表現を覚えるよりも、英文に書きやすい日本文を書く練習をした方が、得点につながります。入試が迫っていますので、ここは現実的な方法を選びましょう!

 

他にはどんな自由英作文が出ている?

北海道公立入試の、自由英作文の過去5年分の出題をまとめました。

平成30年度 職場体験をするとしたら、どこに行き、何を体験したいか。職業体験先を[幼稚園/動物園/新聞社/病院/市役所]から選んで、英文で書け。
平成29年度 ボランティアとして活動した高校生の、年度別グラフから読めることを説明せよ。またボランティア活動をするならどのようなことするか、その活動と目的を英文で書け。
平成28年度 外国人に日本の文化・風物を紹介するなら、何を紹介するか。[折り紙/落語/書道/お正月/ひな祭り/花見/七夕]から選んで説明し、外国人に勧める英文を書け。
平成27年度 海外旅行をするなら、どこに行き、何をしたいか。行きたい国や都市名をあげ、英文を書け。
平成26年度 英文の質問に対し、英語で答えよ。[英文訳:北海道に訪れる人々にとって、夏と冬、どちらが良いか。どちらかを選び、理由も書きなさい。]

「選択肢から選んで答える問題」や「グラフから読み取って答える問題」が出題される可能性が高そうです。どのような切り口で聞かれても、自分の書きやすいシンプルな日本語で答えられるよう、準備しておきましょう。

 

英語は減点方式、ミスしやすい形を覚えておく

英作文は持ち点6からスタートし、ミスをするごとに1点、また1点と減点される【減点方式】です。練習の時からミスするパターンをよく覚えておくことで、失点が防げます。代表的なミスの例を、3つあげておきます。

”三単現のs”など、動詞の間違い

文章が長くなるほど動詞への意識が甘くなり、間違えが誘発されます。

一番多いのが”三単現のs”のつけ忘れです。【主語がIとyou以外で、一人の時】は必ず動詞にsがつくのでご注意を。

逆に、不定詞のtoのあとの動詞にsをつけるミス(want to helps など)も多いですね。不定詞は【to + 動詞の原形】です、お忘れなく。

a,anといった冠詞と複数形

基本的には、単数の名詞には【a,an,the】もしくは【my,his,their】といったものが必ずつきます。

例えば「ペン」を「pen」と単体で使うことはなく、「a pen , the pen , his pen」といった形で使います。複数形の場合だけ、「pens」と頭に何もつけなくてOKです。

中には「people」のようにaやanがつかなくて良い単語もありますが、それは経験として覚えておきましょう。

文頭の大文字やピリオド(.)のつけ忘れ

「まさかそんな間違いなんて、中1でもあるまいし…!」と思っていても、本番であせってしまい、忘れる人が少なくありません。

最後に軽くチェックするだけで失点が防げるので、たった30秒でも見直しの時間を確保したいですね。

 

定形パターンを持っておく

自由英作文といえども、自由の幅は限られています。だいたい聞かれることも決まっていますし、知っている英文法で答えれる文章はそんなに多くありません。自信を持って書ける文章の形をいくつか持っておけば良いのです。

特にこの3つの表現はよく使うので、押さえておきましょう!これさえマスターすれば、どんな問題もある程度書けるはずです。

〜したい

【I want to 動詞の原形】、これは書けるでしょう!

ちょっとステップアップして、
【I would like to 動詞の原形】も覚えておきましょう。

後者の方がやわらかい言い回しなのですが、それよりも「want to」より一語多く稼げる点が見逃せませんね。必ず【to の後は動詞が元の形に戻る】ことを忘れないこと!どんな文章にも使える万能フレーズです。

私は〜と思う

【I think that 〜】の形ですね。

「I think that it is important.」のように、thatの後ろは文章(主語+動詞)が入ります。H29年度のような「〜を説明しなさい」といった問題で、自分の考えを述べる時に使います。

なぜなら〜と思う

【The reason is that 〜】の形です。

「I think that 〜」と使い方は同じで、thatの後ろに理由となる文章を書きます。

実際に添削していると、「なぜなら〜」は「Because〜」で書く人が圧倒的に多く、私もその表現で良いかと思っていました。
しかし厳密には、becauseは「Why〜?」の答えとして使う単語なので、書き言葉では望ましくない表現のようです。どうしてもbecauseを使いたい場合は、接続詞として使います。

上記のH30年の例題を使うと、
「I want to help sick people. The reason is that I want to become a doctor in the future.」を、
「I want to help sick people because I want to become a doctor in the future.」のように2つの文をつなげて書きます。

たいした違いはないのですが、【The reason is that 〜】の方が直感的に書けるので、決め打ちしても良いと思います。

 


いかがでしょうか。
入試まで残り時間は少なくなってきましたが、この”型”を覚えるだけでも、英作文に取りかかりやすくなると思います。
受験生たち、頑張ってくださいね!

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